底辺大学生のブログ

底辺大学生が学生生活や学歴、社会問題、時には趣味の事について日々思ったことをつらつらと書き連ねるブログです。

ワールドワイド

「マイナスからのスタート舐めんな」

 

これはでんぱ組.incの「W.W.D」の歌詞の一節である。でんぱ組.incのメンバーはそれぞれ、悲惨な過去があり、それを乗り越えアイドルになったという経緯があるのを皆さんご存知だろうか。ルックスをdisられる事が多い彼女達だが、でんぱ組.incの良さはルックスにあるのでは無く、その生き様にあるのだ。(そういう売り方をしていると解釈してもらっても構わない)

 

私はここの所、そんなでんぱ組の歌を聴きながらリクルートスーツに身をつつみ就職活動をしている。このブログの更新が止まっていたのも就活が忙したかったせいもあった。御社に向かうまでの道のりでは、アイドルの歌に励まされ、自分もマイナスからのし上がろうと思い、試験や面接に赴くが現実はそう上手くいかない。私の過去の失敗の数々はマイナスなどという言葉で形容できない程、取り返しの付かないレベルまできているのかもしれない。

 

少し、抽象的な話になってしまったので具体性のある話をしよう。そもそも私は院進学を当初第一志望としており、三月一日になって周りが就活をしだしたのに伴い、練習程度で受けていたに過ぎなかった。院で専門性を身につけて、シンクタンクになんと無く行こうと思っていたのでシンクタンクを何社かと元々少しだけ興味のあった専門紙系出版社を数社受けていた。(一応、学内説明会で様々な業界の説明は聞いていた。)それぞれ1社ずつは選考が進み、今週3次面接が待ち構えている。

 

そんな感じで明らかに他の就活生のように真面目にはやっていなかったのだが、不真面目ながらも就活中に見えてきたものがあった。本当に自分は大学院に行きたいのか、が疑問に思えてきたのである。今卒論でやってるホタルの研究は面白いと思うが、果たして自分は生物とか環境の研究をずっと好きでやれるのか、やっていけるのか。実力もなければ自信も無かった。

 

そして気付けば5月。院進という目標がぐらつき、就活に本格シフトしようと思ったが銀行や商社など既にエントリーできる企業は少なくなっていた。いや、それはそれでよかった。院進以上に銀行、保険、商社など就活生に人気な業界には全く興味が湧かなかったからである。既述したように専門紙系出版社は選考が進んでいたのでそこから広げて普通の出版社で試しにエントリー出来るところを探してみるとこれが意外とあり、大手出版社もエントリー可能である事が判明した。三大出版社のうち1つと中堅出版社を4つ、プレエントリーした。しかし、本エントリーの為には全ての会社で手書きのESを提出せねばならなかったのだが、直前までやらない私は本当に全て〆切前日に書き出し、速達で出すということを繰り返してしまった。明らかに舐めくさっているが、何とかESは全通過してしまった。みんしゅうを見ると一定落ちているようなので、少しは嬉しかった。しかし、問題は筆記試験である。出版社の筆記試験は鬼畜問題のレパートリーと聞いていたのでどうせ直前に対策しても無駄だろうと大した勉強はしなかった。一番筆記試験が早かったのは大手出版社の1つで、ここは既に受けてきた。結果は惨敗でやはり落ちていた。受ける前はそこまで思い入れも無かったが落とされると悔しい気持ちが湧いてくるもので、毎日そこの筆記試験の内容が頭の中でグルグルしている。消去法的な流れで出版社を受けていた私はいつの間にか出版社第一志望学生になっていた。

 

思い返すと小さい頃から本に救われていた人生であったと思う。小学校の時は運動が嫌いでクラスメイトが昼休みにサッカーをしている中、ずっと図書館で小説や漫画を読んでいた児童だった。昆虫少年の側面もあったけれど、フィールドに出て生き物を捕まえに行く時は必ず図鑑が手元にあった。図鑑や本の中の生き物が現実世界にいる、という感覚を味わうことに喜びを覚えていたのかもしれない。なんだか、VRのようである。釣りの本においても同じ事が言えるだろうか。

中学〜高校までもある程度本は読んでいたけれども、大学生になってから明らかに本を読む機会が減少してしまった。それは大学である程度社交的になって、本の世界に逃げ込まなくても良くなった、と言い換える事も出来るかもしれない。いや、逃げ込み先がSNSになった、という事か。

逃げ込み先のSNSでの失敗と就職活動での出版業界への認識は私が再び本というものに目を向けるキッカケとなっているのかもしれない。これを機にかつての本好きに戻ってみようと思う。そしてその結果として本に携われる仕事に就けたら幸いである。

 

まあ、その前に留年しそうなんだけどね。

「マイナスからのスタート舐めんな」

でんぱ組.incと読書で、これから先、乗り越えていきたい。